Society for Neuroscience’s 41st annual meeting

Neuroscience 2011の2日目です。参加者、42,000を超えたようです。すべての抄録はこちら。iPadやiPod touch用にe-bookでも配布中。昔は電話帳のような抄録集を持って帰ってました。
まずはポスターを貼付。
ドパミンD1受容体のsupersensitivityとL-DOPAのジスキネジアに関するシンポジウムがあったので、聞きにいきましたが、ポスターのプレゼンがあったので1つだけ。フランスInstitute of Neurogenerative DiseaseaのBezard E.先生からは、PSD-95とD1受容体・ジスキネジアの関連について。PSD-95がジスキネジアで上昇とか。
で、巨大なポスター会場へ移動。端から端まで、町の2ブロック程度あります... 私はプリン代謝のセッションで発表しました。線条体のアデノシンA1受容体とA2A受容体で加齢変化が異なることを発表しました。動物実験でも両者の差異は発表されていたので、ポルトガルのLopez先生など基礎系の研究者からの質問が多数。線条体以外はどうか、が皆さんの関心ですが、今回はA2Aのリガンドが他の領域の評価に向いていないので... A1の方は今後出しましょう。MGHのSchwarzschild先生は、若年と老年のカフェイン摂取量を調査すべきと。欧米人は若年者がコーヒーを多く摂取しますが、日本人は、お年寄りも緑茶をたくさん飲まれます。コーヒーと緑茶の摂取量をどう評価すべきかは難しいですが... NIHのJacobson先生はシェーリングのコンパウンドに[F-18]でラベルしていますが、来年5月に福岡でPurine 2012が開催されるので参加するよう、ご紹介いただきました。途中、他のポスターをブラウズしましたが、大量なので詳細は抄録のPDFをご参照ください。神経疾患の演題が多くなってきています。パーキンソン病は遺伝子関係が多かったです。
午後はいとこのMayu家族と散歩。ワシントンモニュメントは、8月の地震以降、中に入れません。

こちらのご主人はAPECでハワイです。

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