第29回日本神経治療学会総会 2日目

第29回日本神経治療学会総会2日目です。
国立精神・神経医療研究センター病院の坂本崇先生による教育講演の痙縮に対するボツリヌス治療を聞きました。ウーン、ノウハウがたくさんある。参考文献はこちらこちらもご参照を。
この本、おすすめとのこと。

筋の選択が重要で、視診・触診に加え、筋電図、ECHO、CTなどを併用すべきと。
私は、日本医科大学千葉北総病院における脳卒中ホットラインの現状について報告しました。地域のかかりつけ医と救急病院の連携に寄与していました。
ランチョンセミナーは、順天堂大学波田野琢先生による進行期Parkinson病治療の講演を聴きました。wearing offやジスキネジア、幻覚などのマネージメントについて勉強になりました。
脳卒中に関連したセッションで、日本医科大学大久保誠二先生の前大脳動脈解離のtPA治療例のほか、発症時間不明例でのtPA療法、tPA療法後の進行症例、血管内治療成功例などが発表されました。

2013年は日本医科大学第二内科が主催です...

ということで、核医学学会、脳循環代謝学会、Neuroscience、神経治療学会と、私の学会シーズンが終わったのでした。

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