第16回日本医科大学医療連携推進会

浅草ビューホテルで第16回日本医科大学医療連携推進会が開催されました。

高野医科クリニックの畑三恵子先生からは、皮膚アレルギーのご講演でした。最近「茶のしずく石鹸」による加水分解小麦アレルギー被害が話題になりました。Wheat dependent exercise induced anaphylaxis(WDEIA)です。「茶のしずく石鹸」はグルパール19Sが含まれていました。他の加水分解コムギ製品よりも平均分子量が大きく、免疫応答を誘発しやすかったらしいです。
日本医科大学老年内科の中野博司先生からは、メマンチンのご講演。Lancetの総説はこちら。メマンチンは興奮する傾向のアルツハイマー病に有効ですが、傾眠があります。
日本医科大学化学療法科の久保田馨先生は、末期がん患者とのコミュニケーションについてのご講演でした。がん患者のQOLは、早期に緩和ケアが介入するとよいという論文はこちら。医療訴訟を訴えられる医師は訴えられない医師と患者に伝える情報量には差がないが、患者との接し方が違うそうです。例えば、声。敵意・威圧感など。SPIKESはこちら

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