Purine 2012 2日目


Purine 2012も2日目。


Università degli StudiのAbbracchio先生からは、P2Y受容体を介した神経疾患の治療について。ATP, ADP, UTP, UDPがその伝達物質。microgliaの活性化に関与しています。ナルコレプシーとP2RY11が関連という論文はこちら。P2Y6受容体がUDPを介してmicrogliaが活性化、という論文はこちら。UDPは"eat me" signale、ATPは"find me" signal。こちら。GPR17は損傷脳で増加。

次のシンポジウムも、microglia。九州大学Nakanishi先生から、clock geneとmicroglia。clopidogrelはP2Y12受容体遮断剤ですが、microgliaの活性を抑制。
Luncheon seminarは、味の素のIwatsuki先生から、「umami」成分のこと。University of MiamiのChaudhari先生からは、味覚とアデノシン。総説はこちら。甘みを感じる舌の味覚細胞にアデノシンA2B受容体が多い。アデノシンで甘みが強くなる。

コメント

このブログの人気の投稿

認知症診療セミナー