The 13th International Congress of Parkinson's Disease and Movement Disorders 注目のポスター


とにかく、activation studyが目立ちました。皆サンフランシスコで開催されているHuman Brain Mappingには行かず、こっちに来たのかな? 少なくとも私はそうですが。日本からはMIBGの演題が多数出ていました。そして、順天堂大学水野先生からはついに、日本のIstradefyllineの治験データが発表されました。協和発酵森先生によると、海外の状況に追いついてきたとのこと。他にもいくつかアデノシンA2A受容体の研究発表がありました。

で、私が注目したポスターは、
Test-retest reliability of 18F-AV-133 PET imaging to assess striatal dopaminergic neuron integrity
C.M. Clark, M.J. Pontecorvo, K. Saha, D. Jennings, L. Adler, R.M. Zweig, A. Joshi, M. Lowery, D. Skovronsky(Philadelphia, Pennsylvania)
です。VMAT2のリガンドです。test-retestの発表がIPCDに出てくるなんて... 今までのVMAT2のPET画像はクリアなものはなかったのですが、このポスターの画像は非常にきれいでした。なぜなら、SUV画像だから。動態解析はしないのかを訪ねると、クリアランスが早いからこれでいいのだ、と。

それから、
"Espresso coffee" for the treatment of excessive daytime sleepiness in Parkinson's disease: Results of four pilot n-of-one clinical trials
J.J. Ferreira, L. Correia-Guedes, R.A. Freire, M. Coelho, M.M. Rosa, O. Rascol, C. Sampaio.( Lisbon, Portugal)
エスプレッソとカフェイン抜きのものを併用して、不眠を改善したという研究。まだ4例ということなので、これからのデータ集積が期待されます。

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